今年の市場を振り返って―続き
今年のドル円は94円99銭(5月4日)をドルの高値に、安値は11月1日の80円24銭と上下の値幅は、14円75銭(18.3% )となった。09年が101円44銭(4月)と84円79銭(11月)と16円65銭(19.6 %)の値動きで、09年よりは、やや動きが鈍かった。むしろ、市場の関心は円を離れ、欧州やオセアニア通貨にシフトした感もある。
ドル円の年間の61.8%フィボナッチは、89円35銭となるが、直近の高値84円51銭(12月15日)と80円24銭をとると、61.8%は81円87銭とこの一両日につけた。ドル安値に符合する。今朝は、81円60銭台とフィボナッチレベルをした抜けしているが、テクニカル的には、81円台後半はサポートされているように見える。次の78.8%である81円15銭をしたに抜けてくると、88.6%は80円72銭となり、このあたりが危機ラインか?
ユーロは、ユーロドルでみると、1.4283と11月4日を高値に,安値は、6月7日の1.1874と20%超える値動きを示した。1.4283と直近の安値である1.2650(9月10日)のフィボナッチ61.8%は、1.3274となり、一昨日のユーロドルの高値となる。テクニカル的に見ても、ユーロの上値は重そうだ。
さて、今年の市場は今日で終了。このレポートも今年は今日で最終とさせていただく。1年間のご購読ありがとうございました。新年は、1月4日の朝より配信いたします。1月4日の夕方5時には、ケーブルテレビ日経 CNBC 「デリバティブマーケット」において、今年の為替動向について、お話をさせていただきます。時間のある方はご覧ください。
香川彰男 2010年12月30日、午前7時15分
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