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2010年12月

2010年12月30日 (木)

今年の市場を振り返って―続き

今年のドル円は9499銭(54日)をドルの高値に、安値は111日の80円24銭と上下の値幅は、1475(18.3% )となった。09年が10144銭(4月)と8479銭(11月)と1665(19.6 %)の値動きで、09年よりは、やや動きが鈍かった。むしろ、市場の関心は円を離れ、欧州やオセアニア通貨にシフトした感もある。

ドル円の年間の61.8%フィボナッチは、8935銭となるが、直近の高値8451銭(1215日)と8024銭をとると、61.8%は8187銭とこの一両日につけた。ドル安値に符合する。今朝は、8160銭台とフィボナッチレベルをした抜けしているが、テクニカル的には、81円台後半はサポートされているように見える。次の78.8%である8115銭をしたに抜けてくると、88.6%は8072銭となり、このあたりが危機ラインか?

ユーロは、ユーロドルでみると、1.4283114日を高値に,安値は、67日の1.187420%超える値動きを示した。1.4283と直近の安値である1.2650910日)のフィボナッチ61.8%は、1.3274となり、一昨日のユーロドルの高値となる。テクニカル的に見ても、ユーロの上値は重そうだ。

さて、今年の市場は今日で終了。このレポートも今年は今日で最終とさせていただく。1年間のご購読ありがとうございました。新年は、14日の朝より配信いたします。14日の夕方5時には、ケーブルテレビ日経 CNBC 「デリバティブマーケット」において、今年の為替動向について、お話をさせていただきます。時間のある方はご覧ください。

香川彰男 20101230日、午前715

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今年の市場を振り返って

昨年秋に顕在化してきたギリシャ問題を抱えて、走り始めた2010年。ギリシャの財政懸念が欧州諸国に蔓延し、 PIIGS との新語も生まれた。6月中旬には、中国が人民元の調整を行ったが、いまだ十分ではなく、今後も人民元高は続くのだろう。円は、経済の実力以上の円高となっているようにも思っている。

米国経済にも、やや立ち直りの兆しも見られるようだ。米国10年債利回りは、4月の3.99%から一旦は、10月の2.38%に下落したが、その後の経済指標やブッシュ減税の継続により、直近では、3.42 %程度に上がってきている。今月の中旬には、3.5%を超える水準にまで上昇したが、値頃感からの米国国債への需要も強く、現在は3.4%付近に水準をやや下げてきている。米国債の利回りの下落とともに、為替市場では、ドルが金利面からのサポートを失いつつある。

              続きは、午後配信します

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2010年12月29日 (水)

末相場の意外

やはり年末、そう簡単な相場ではない。ドル円の下押しの可能性は、米国国債金利が緩んできており、ドル売りが入りやすい。先週末の中国の利上げ、さらにポジションからユーロドルでのユーロショートを解消する動きが入りやすいことも、要因となったようだ。スイスフランが対ドルで、史上最高値を付ける動きも円買い要因となったか。米国5年債の利回りが上昇してきたことで、ドル円は8180銭台をつけるも、今朝は8240銭台に戻してきている。

休暇者の多い年末を狙って、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)からは、センセーショナルな記事を流してきた。昨年のリーマンショック後のTARP(不良債権救済プログラム、Troubled  Assets Rescue Program) によって支援を受けた米銀98行は、破綻の危機に瀕しているとの記事は、26日(日)に掲載されたようだがクリスマス明けから効いてきた。市場に参加するものWSJ ぐらいは、読みなさいとのアピールか?

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2010年12月28日 (火)

中国利上げは予想の範囲内

クリスマス明け、といってもロンドンや旧英国領は香港も含め、いまだ休日中。中国が25日(土)に利上げを行った影響は、どの程度浸透しているか、消化難の所もある。しかし、全般的には、予想されていたことから、一時的な影響にとどまったとみている。

本日は米国時間になって、10月のケースシラー住宅価格指数や12月の消費者信頼感指数が注目される。ケースシラーは、前月高かった分、若干のマイナスとなりうる。市場予測は、-0.18%となっている。消費者信頼感指数の市場予測は、56.311月の54.1を上回ってきそうで、ドルをサポートするか、或いは、年末ムードとNY大雪で、開店休業状況となるのか?

大きな動きには、なりそうもない。

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2010年12月27日 (月)

焦点は欧州財政懸念・米国長期金利の行方

先週は、23日が日本の休日、24日のクリスマスイブと休暇を取る参加者が多く値動きは、少なかった。24日のドル円の動きも8315銭を高値に8285銭を安値と上下30銭の値動きに終始した。

市場の焦点は、先週に引き続き、欧州の財政赤字懸念と米国の長期金利の動向となりそうだ。25日に金利をあげてきた中国に影響され、円高にも注意が必要となってきた。

年末年初の配信について

年内は30日(木)まで配信を行います。年初は4日よりの配信となりますのでご了承ください。

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2010年12月24日 (金)

続くユーロ圏の苦悩

クリスマス休暇を控え、市場は閑散。おまけに日本は天皇誕生日で休日と、市場の流動性も低い。しかし、12月決算の海外勢も、今年は「勝負あった」と思われるが、市場の値動きは、予想よりも大きかった。

ドル円は8350銭台に始まり、8280銭台まで円買いが入った。ユーロドルも1.31付近で始まり、1.3050台にまでのユーロ売りが入った。「やはり来年もユーロは、弱いのか」との印象を強くした。格付け機関からは、フィッチがポルトガルとハンガリーの長期債務の格付を引き下げた。

米国から発表された、経済指標は、おおむね好調で、ユーロ圏の苦悩とは明らかに差が出てきている。

先月までは、リスク選考の動きは、円売り・ドル売り要因であった。好調な経済指標により、株価が上昇すると「リスク選好」からドル売り要因になりかねなかった。1119日のバーナンキ議長によるECBにおける講演以来、経済指標の好転がドル高に結びつきやすくなっている。

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2010年12月22日 (水)

ユーロ売り継続―ポルトガル、ギリシャに格下げ不安

ユーロが引き続き弱含みで推移している中、中国の王岐山副首相より、「EUを債務問題で支援する具体策を約束」との談話が報じられ、一時ユーロが買われる場面もあった。しかし、次の段階で、格付け機関ムーディーズから「ポルトガルの格付けを、格下げの方向で見直す」、フィッチもギリシャ格付けをジャンク級に下げる可能性示唆しており、ユーロが売られる展開。ユーロの立ち直りには、時間がかかりそうだ。

今朝のユーロドルは、1.3090(昨日高値1.3202)ユーロ円は10970銭台(11050)

FRB、日銀をはじめとする、主要中銀6国は来年1月に期限渡来する、金融危機時に対応した「ドル資金供給策」を来年81日まで延長することを決めた。EU内の懸念から、金融安定化策がもう少し必要ということであろう。

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2010年12月21日 (火)

欧州に債務懸念・朝鮮半島情勢の2つの要因

市場はクリスマスを控えて、動意は薄いものの、欧州ではアイルランド情勢、アジアには、朝鮮半島を巡る地政学リスクが意識されている。

アイルランド情勢は、ECBによる流動性供給策に深刻な影響を与えるとの見方が示されている。支援策を受け入れるアイルランドの法制上の不備により、担保資産を巡ってECB側の将来の権利に不安が出てきているようだ。

IMFからも、アイルランドの返済能力に疑問符が提起されている。 EUは、2015年までに、アイルランドの財政赤字を150億ユーロの削減を求めているが、 IMF は、この実現性に悲観的な見方を示したことから、ユーロ売りが継続してくる可能性は高い。

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2010年12月20日 (月)

ムーディーズによるアイルランド格下げでユーロ安

ユーロ首脳会議2日目の17日、EU安定化メカニズム合意を受け、市場は一時ユーロ買いで反応した。

しかし、その後、格付け機関ムーディーズがアイルランドの格付けを、前代未聞の5段階引き下げるとの発表で、今度はユーロ売りが入るという展開。ユーロドルは、1.3350台から1.3130台へと急落、結局1.3180台で帰ってきた。

ドル円には、84円台に入ると輸出筋からの、ドル売りが入るようで、重たい展開に見えた。全般的にはドル強含みとみている。

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2010年12月17日 (金)

米国経済指標がドルをサポート

アジア時間から、欧州時間にかけて昨日は、動きの乏しい市場であった。

欧州連合首脳会議の行方にも注目したが、ECBの増資を倍増させ、1076千万ユーロとすることで合意を見た。

ドル円は、84円前半、ユーロドルは1.32前半からミドルにかけての膠着状態であったが、NY時間は、一時米国経済指標の発表で、ドル高方向に動きだしたが、今朝のドル円は8405付近に戻されている。

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2010年12月16日 (木)

格付け機関の破天荒コメントからユーロ安

一昨日、格付け機関S&Pがベルギーの格付けを、従来の「安定的」から「ネガティブ」に引き下げてきた。昨日は、ムーディーズがスペインの格付けを格下げの方向で見直すとの報道で、ユーロ売りが優勢。一昨日には、ユーロドルは1.35目前にまで迫るところまで上昇したが、昨日は1.3210付近まで反落、今朝は1.3210台で推移している。

昨年11月後半に始まったギリシャ危機でも、格付け機関がギリシャをぼろぼろにこき下ろし、必要以上の大騒ぎとなってしまった。確かに、問題のない国はない。

本日から、2日間にわたり欧州連合首脳会議が開かれる。問題は山積だが、どのような結論が出るのか、待ちたい。格付け機関にも、苦言を呈すべきだろう。

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2010年12月15日 (水)

ドルロングの調整が終了,FOMCでドル買戻し

一昨日、格付け会社ムーディズが米国の減税継続は、「米国の格付けをネガティブに実質格下げする可能性」に言及したことで、ドル売りが入ってきた。最近、ドル高を支えた、米国10年債利回りは、3.25%(前日は3.34%)に下落した。NY時間では、FOMCでは「景気拡大は緩やかに改善しているが、失業率を下げるほどには十分ではない」とのコメントから、QE2を正当化した。10年債利回りも3.4%台に上昇、8285銭付近まで売られたドル円だが、今朝は836070銭付近にまで戻してきている。

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2010年12月14日 (火)

米国債利回り低下でドル売りに

東京時間では、米国10年債利回りが時間外取引で3.34%に上昇、ドル買い優勢となった。日本の輸出筋からのドル売りが入らなければ、85円を見込める水準にまで、ドル買いが入る場面もあったのではないかと推測する。1973年に変動相場制に移行して以来、約40年、日本の輸出企業はわれ先にドルを売り、自身の首を絞めてきた。昨日は、確かに、8440銭レベルには、ドルのレジスタンスがあり、8435銭付近まで上げた後、下値推移となった。

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2010年12月13日 (月)

米国経済指標に注目

ドル円には大きな変化は見込みにくい。84円台には輸出筋からのドル売りが入りやすく、8350銭を割れてくると、今度は輸入筋のドル買いが入るという展開。但し、今週は米国から重要指標が多く発表され、いずれも堅調そうだ。

また、ドル長期金利が、10年債利回りにして3.3%を上回ってくると、ドル買いに弾みがつくのではないだろうかと思っている。

ユーロ圏では、今週1617日の欧州理事会では、「ユーロ圏救済基金の拡大」と「ユーロ圏共同債券の発行」が議論されそうだ。いずれも、ユーロ圏の中心となるドイツとフランスの支持を得られそうもなく、週末にかけてユーロ売りが徐々に入ってきそうだ。

今週は、多くの重要な経済指標が米国から発表され、クリスマス前、今年の最後の攻防となりそうだ。

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2010年12月10日 (金)

米国国債利回りが一服、ドル売り。ユーロ安は続く

8260銭から始まった今週の為替市場は、84円台までドルが上昇してきたところで足踏み状態となった。一昨日のNY市場で、これまで上昇してきた米国債利回りが上げ止まったことが背景にあるのではないかと思っている。1.31台まで売られてきたユーロドルも、一時は1.33台まで買い進まれるなど、方向感のない動きとなっている。

6日の米国10年債の利回りは3.00%、一昨日は3.26%まで上げてきたところで、上げ渋り、ドルの上伸を阻んだ。しかし、ドルは、おおむね堅調に推移している。今朝終了した、米国債券市場では30年債に旺盛な需要が入り、利回り上昇は一服、ドル円では8370銭台にややドル安・円高となっている。

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2010年12月 9日 (木)

米国債利回り、引き続き上昇でドル買いが優勢

米国債券利回りの上昇が続き、ドル買いがサポートされる展開。

一昨日、オバマ大統領がブッシュ減税を2年間延長することで、税収増が図れず、国債による資金調達を行わなければならない。このような理由で、米国国債の利回りが、時間外取引の東京時間でも上昇。米国10年債の利回りは、たとえば111日には2.62%であったが、昨日は約1%高い3.26%まで上昇してきた。

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2010年12月 8日 (水)

米国債利回り上昇がドルを支える

中国が、週末に開かれる「1012月の中央経済工作会議」で政策金利、引き上げの可能性が報道されたことで、アジア時間では、円買いが再燃した。先週の、米国11月の雇用統計で、ドルが売られた流れからのドル売りが入った。ドル円は、しかし、米債利回りが上昇したことで、NY 時間には8350銭付近までのドル買いが入る結果となった。今は、そんなに円高不安はないように感じている。

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2010年12月 7日 (火)

欧州に暗雲消えず

先週の米雇用統計で落とされたドルに値ごろ感からの買いが入ってきた。

ドル円は、先週84円台までのドル買いが入ったが、昨日は82円台の展開。

やはり日本はいまだに輸出国なのだろうか、昨日は83円付近でも輸出筋のドル売りが強かった。問題はユーロで、先週末1.3190台から一気に1,3410台まで駆け上がったが、ユーロは戻り売りなのだろう。1.33から1,32台での攻防となってきた。

アイルランドがユーロを離脱するのではないかとの観測記事や格付け機関、ムーディーズがハンガリーを2段階格下げしてきた。今は、アイルランド救済が決まったユーロ圏だが、今後の進む道は険しそうだ。

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2010年12月 6日 (月)

ドル反落は一時的?

注目された米国11月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が+39千人と予想の150千人を大きく下回ったことから、ドルが大幅に反落して帰ってきた。また、失業率そのものも、9.8%と10月の9.6%から上昇、これは7ヶ月ぶりの水準とのこと。

2日(木)まで84円台を付けていたドル円は、米雇用統計で8250銭付近まで売られ、ユーロドルも、1.34台に乗せてきた。

全般的には、米国経済指標に底堅い動きが見られ始めており、ドル売り一巡後は、また買い戻しの動きが出てきそうだ。

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2010年12月 3日 (金)

ECB発表でユーロは乱高下

引き続きユーロをめぐる動きが市場の中心となっている。ECBは政策金利を1%に据え置いたが、トリシェ総裁からは、出口戦略を延長する政策が発表された、一時は1.3060付近までのユーロ売りが優勢となった。

1.        国債の買い入れを継続、

2.        3ヶ月ものの資金を来年3月まで無制限意供給する。

市場は、米国雇用統計待ち。市場の期待は、雇用の改善を見ているようで、円売り基調は変わらずといったところだろう。

その他、本日はISM非製造業景況指数の発表もあり、こちらも重要だ。市場の予想は、非農業部門雇用者数は、+145千人(前月は+151千人)と好調な数字が発表されることを期待している。

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2010年12月 2日 (木)

ユーロに底打ち感

いよいよ12月入り、為替市場も年末相場となってきた。個人的には、12月は好きな月だ。流動性が少なく、値動きも激しくなりがちな市場だ。市場参加者が、さまざまなリスクを意識し、特に流動性が薄くなることから、小刻みに取引を入れてくるところが気に入っている。もう何十年目かの12月となるのか、数え切れないが、面白い市場となりそうな予感がある。海外がクリスマス休暇を取っている間に、日本が主導して相場を作ることも可能だ。この時期、日本市場でイニシアティブを取れば、世界の市場にも影響度を与えることもできた。

昔の話だが。

一昨日の本稿で、そろそろユーロ買いが入ってきそうな気配に触れたが、ユーロドルが1.30を下回ったところからユーロ買いが入ってきた。ユーロショートの参加者が値ごろ感からの買戻しをかけてきたこと。その背後には、本日のECB理事会で、ECBによる債券買い入れ規模を拡大してくるのではないかといった思惑や、米国がIMFを通じて救済資金を支援する用意があるといった話しもユーロを支援した。

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2010年12月 1日 (水)

ユーロ問題は根深い。結論は円買い

本日の中国11月製造業購買担当者景気指数(PMI)が強めに出るとの見方が広まり、物価高抑制を目的に利上げ観測が広まった。昨日の上海株式総合指数が1.6%下落したことで、日経平均も足を引っ張られ1.9%の下落となった。リスク回避の円買いがまだ入る地合いは残っているようで、8342銭まで。

アイルランド救済は決まったが、周辺諸国にいまだ金融債務不安が残っており、S&P が現状AAAのフランス格付け見通しまでを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げる方向で準備との報道で、ユーロドルが1.30を割ってきた。またポルトガルの価格下げの可能性を指摘、ユーロをした押しした。格付け機関の傍若無人ぶりを当局、市場は許すのか、いまさらながら今後の課題だろう。

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